申込詳細
申込開始
2024年4月1日(月)
申込方法
申込資格
・学術大会の参加登録を済ませた方
・認定歯科技工士、認定歯科衛生士向けは、資格保有者に限ります。
・認定教育セミナー(歯科医師向け)でキャンセル待ちの場合、認定医・指導医の資格保有者を優先します。
・認定歯科技工士、認定歯科衛生士向けは、資格保有者に限ります。
・認定教育セミナー(歯科医師向け)でキャンセル待ちの場合、認定医・指導医の資格保有者を優先します。
取得単位
10単位
セミナー詳細
歯科医師向け
日時
6月8日(土) 13:30ー16:30(180分)歯科医師向け
講師
平井 順
演題
フェイスボウを用いた咬合診査一臨床に必要な中心位の採り方のあれこれ!
抄録
咬合は歯科の各分野において治療のベースとなるものであり、臨床において咬合を抜きに正しい診査・診断を行うことは不可能である。また、最終段階で口腔内の機能が生体と調和しているかどうかといった確認作業を行ううえでも欠かすことはできない。当然のことながら技エサイドで高精度の補綴物を作成する上でも咬合の基準を見定めることは欠かせない。こうしたことを実現するために咬合器上で再現するわけであるが、咬合採得を行い、口腔内より印象採得を行って作成した上の精密模型をフェイスボウトランスファーにより咬合器に装着する。今回、半調節性咬合器に上頴の精密模型をフェイスボウトランスファーし、中心位でのマウント法咬合診断治療方針を提案し、問題点や留意点について考え,デモを通して実習していただく.咬合を学ぶうえでの重要で輿味深い第一歩となることを期待したい.
研修事項:①精密なスタデイモデルの作成、②中心位における咬合採得法、③フェイスポウトランスファー、④咬合器上での診査・診断・治療計画の立案
研修事項:①精密なスタデイモデルの作成、②中心位における咬合採得法、③フェイスポウトランスファー、④咬合器上での診査・診断・治療計画の立案
持ち物
白衣、筆記用具
提出物
自己スタディモデル(上下)【期日:2024年5月20日(月)】
※詳細は、お申し込みいただいた方にご案内いたします。
※詳細は、お申し込みいただいた方にご案内いたします。
歯科衛生士向け
日時
6月9日(日) 9:15ー12:00(165分)歯科衛生士向け
講師
加々美 恵一 ・俵木 勉
演題
歯科衛生士が知っておくべき咬合学
抄録
現在、正しい摂食嚥下機能を営むことは、全身の健康の維持・増進に役立つことが広く国民にも理解されており、当学会においても会員に広くそのことを啓発していく必要がある。ところで、かむための学問である咬合学は単に補綴学の領域にとどまらず、歯周病学、矯正学、口腔外科学、解剖学、生理学、運動学などさまざまな専門分野の知識を統合して整理されなければならない。しかしながら、その範囲の広さと、いまだ未解決の問題も数多くあるため、咬合学を学ぼうという姿勢を作ることがなかなか難しい現状である。しかし、咬合学会を学会名としている当学会は、この学問をより多くの会員に浸透させ、理解してもらい。会員が日々の臨床で実践することにより、国民の健康維持増進に寄与しなければならない使命がある。それは歯科医師のみならず歯科衛生士においても同様である。それは、疾病構造の変化により歯科医療が複雑化、多様化してきているなか、チーム医療が求められているからである。そこで、今回の認定歯科衛生士の教育セミナーでは、まず、咬合理論の基本を理解する。臨床において、どのような点について着目して患者と接したら良いか、さらに、歯科医師と連携することにより、患者の口腔ひいては全身の健康増進に寄与できるかを理解し、実践できるようにするのが目的である。
持ち物
手鏡、プローブ、ゴム手袋2セット、ピンセット、ワッテ2枚
歯科技工士向け
日時
6月9日(日) 13:30ー16:30(180分)歯科技工士向け
講師
佐藤 幸司
演題
症例に応じた人工歯排列と咬合
抄録
超高齢社会を迎え、義歯も多様化し口腔緩和ケアーを目的とした義歯や、口腔機能回復を目的とした義歯、睡眠時無呼吸予防を目的にした義歯等の製作が考えられる。また、在宅歯科医療も増加傾向にあると思われます。
一方、高度に発展したデジタル技術の進歩と共に、無歯顎患者の疾病構造も著しく変化していると考えます。
そこで、義歯製作も客観的な根拠により、人工臓器義歯として質的需要が求められ、義歯製作システムの供給体制も変化している。臨床技工で重要な要素は、義歯担当医の診査・診断により、印象・咬合採得から得られた臨床模型体を解析・分析し、症例に応じた義歯製作が必要になる。
また、患者固有の筋組織に調和した、力学的・生理学的な考察により客観的な人工歯排列と咬合の付与が重要になります。
第42回日本顎咬合学会学術大会・総会/認定教育セミナーでは、『義歯製作のカテゴリーと咬合』について考察する予定です。
とりわけ、無歯顎症例の疾患は口腔内科学的ターミナルケアー(終末治療)と言える。今回は症例に応じた義歯製作を問題提起し講義とDemoにより受講して戴いた皆様と共に考察したいと思います。時間が許せばDigital Dentureとの融合と将来展望について考察し、日本顎咬合学会の認定歯科技工士教育セミナーが臨床技工に少しでもお役に立てれば幸いです。
一方、高度に発展したデジタル技術の進歩と共に、無歯顎患者の疾病構造も著しく変化していると考えます。
そこで、義歯製作も客観的な根拠により、人工臓器義歯として質的需要が求められ、義歯製作システムの供給体制も変化している。臨床技工で重要な要素は、義歯担当医の診査・診断により、印象・咬合採得から得られた臨床模型体を解析・分析し、症例に応じた義歯製作が必要になる。
また、患者固有の筋組織に調和した、力学的・生理学的な考察により客観的な人工歯排列と咬合の付与が重要になります。
第42回日本顎咬合学会学術大会・総会/認定教育セミナーでは、『義歯製作のカテゴリーと咬合』について考察する予定です。
とりわけ、無歯顎症例の疾患は口腔内科学的ターミナルケアー(終末治療)と言える。今回は症例に応じた義歯製作を問題提起し講義とDemoにより受講して戴いた皆様と共に考察したいと思います。時間が許せばDigital Dentureとの融合と将来展望について考察し、日本顎咬合学会の認定歯科技工士教育セミナーが臨床技工に少しでもお役に立てれば幸いです。
持ち物
特になし。ただし、講師に相談等がある場合は、技工物を持参してください。